坐骨神経痛ストレッチ

2023年12月20日
坐骨神経痛ストレッチ

皆様お元気でしょうか?
訪問看護ステーションラビットケアの理学療法士 加藤です。

前回の記事は、坐骨神経痛に悩むスタッフへアドバイスして、どう改善されたかの記事でした。
今回は、もう少しステップアップした坐骨神経痛に対するストレッチを紹介します。

そもそも坐骨神経痛には原因が様々あります。
原因として多いのは、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、梨状筋症候群です。

前2つの治療としては、コルセット等での安静、温熱療法、薬物療法、腰に負担をかけないような適度な運動、手術等があります。
今回教えるストレッチが効果があるのは、3つ目の梨状筋症候群に対してです。

そもそも梨状筋症候群とは、坐骨神経が骨盤の出口のところで、梨状筋のトンネルを通るのですが
長時間座っていたり、運動不足などで梨状筋が硬くなってしまうと、臀部付近の痛みが出たり、神経を圧迫して
太もも裏側への放散痛・しびれが出ます。ひどくなると、膝裏や足裏までしびれる場合があります。

この硬くなった梨状筋をほぐすのが今回教えるストレッチです。
ちなみに今回教えるストレッチは、ある程度開脚が必要になります。

この姿勢ですでに痛みがあったり、膝関節に痛みがある場合は前回スタッフにおすすめしたストレッチを実施してください。

前回のストレッチはこちら → https://rabbtcare2023.hida-ch.com/e1257042.html



①広いスペースのある場所に座って下さい。

②痛みのある足を前に出し、逆の足を後ろへ出します。(前に出す足の膝は曲げますが、後ろに出す足はなるべく伸ばしましょう)

③そのまま、前に出した足の上に体重が乗るように前傾していきます。(ゆっくり前傾しましょう)


坐骨神経痛ストレッチ


坐骨神経痛ストレッチ


坐骨神経痛ストレッチ


*前傾して体重をかける位置を変えながら目いっぱいお尻の筋肉を伸ばしましょう。(当然痛みは出ます)
*無理のない範囲でストレッチしてください。お尻は痛みが出ますが、他の場所が痛い場合はストレッチを中止してください。

次回は、そもそもの原因である梨状筋を硬くしない為の運動を教えます。お楽しみに!


https://rabbitcare.jp/
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Posted by ラビットケア  at 08:59 │Comments(0)
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